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M&Aをしたい場合はどこに依頼すればいいのか?


後継者不足や経営者の高齢化による事業の承継需要や、経営者のM&Aに対する意識の変化、国によるM&Aの推進などによって、近年M&Aは増加し続けています。そしてM&Aを実施する場合は、専門家に依頼することが大切です。自社にとって最もよい相談先を見つけましょう。依頼先を間違えると、予定よりもM&Aの実施が遅れたり、売却額が少なくなったりする恐れがあります。

今回は、「M&Aをする際にどこに依頼すればいいのか」について解説していきます。

そもそもM&Aとは?

M&Aは、Mergers(合併) & Acquisitions(買収)の略で、他社を自社に取り込んだり、買収することで傘下においたりすることをいいます。異なる企業が一つの事業体になる、または一つのグループに属すことになりますので、オペレーションにおいて検討すべきことが多かったり、会計・税務上も専門性の高い知識・経験が必要になります。

M&Aの手法には株式譲受(株式譲渡)・新株引受・株式交換、事業譲渡、合併、会社分割などの様々な手法があります。中小企業の(狭義の)M&Aにおいては実務上9割前後が株式譲渡となっております。

M&Aをする際には専門家が必要?

M&Aを行うために必要な知識は幅広く、それらの知識を使いこなすための実務経験も必要になります。また、M&Aの際には相手との交渉を行わなければならず、M&Aの当事者同士が直接交渉する場合、精神的負担は大きなものです。

更にM&Aの成功率は一般的に3割から5割ともいわれており、その原因の多くがM&A前の戦略不足やM&A後の統合プロセスの失敗にあります。これらの難題を解決するためには、信頼できる専門家によるサポートが欠かせません。

M&Aを依頼できる専門家とは?

M&Aをサポートする専門家には、M&Aアドバイザー、M&A仲介会社のように、M&Aサポートを主事業としているケースや、経営コンサルティング会社、弁護士事務所、税理士・会計事務所などが事業の一環としてM&Aサポートを行っているケースがあります。

また、地方銀行や商工会・商工会議所、公的機関などでは、アドバイスのみ行うケースや、M&A専門家への紹介、M&A業務の一部のみサポートを行うケースもあり、利用者側の選択肢は多様です。

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M&Aを依頼できる専門家とその特徴について

M&Aをサポートする専門家の特徴について、依頼するケースが多い「M&A仲介会社」「M&Aアドバイザー」「税理士・会計事務所」「銀行・証券会社」に絞って説明します。

M&A仲介会社

M&Aを行う際の相談先として最も利用されているのがM&A仲介会社です。M&A仲介会社は、M&Aを専業とする会社です。M&Aで必要となる買い手・売り手の選定からクロージングまでの業務すべてを、全面的にサポートするのがM&A仲介会社の役割です。また、M&A仲介会社は買い手と売り手の仲立ちをする支援形式をとっています。そのため、仲介会社は買い手と売り手双方とアドバイザー契約を結びます。

M&Aアドバイザー

M&Aアドバイザーは、M&A仲介会社と同じくM&A・事業承継支援を専業とする専門家ですが、大きく違う点はサポートの形式です。仲介会社が買い手と売り手の仲立ちを行うのに対して、M&Aアドバイザーは買い手と売り手どちらか一方と専属のサポート契約を結ぶ点が特徴です。また、M&A仲介会社が主に中小企業のサポートを行っているのに対して、M&Aアドバイザーは主に大企業のサポートを行います。大企業は、株主に対して会社の価値を高めていかなければならない責任があるため、買い手と売り手の関係を重視するM&A仲介会社よりも、依頼者の利益を重視するM&Aアドバイザーの方が向いているとされています。

税理士・会計事務所

自社の顧問先の税理士や会計事務所に、M&Aを相談するケースは少なくありません。M&Aでは税務・会計の知識が必須で、仲介会社やアドバイザリー会社に依頼しても、必ず税理士や会計士が関与します。M&Aに力を入れている税理士法人の場合は、顧問先以外の企業にも積極的に対応し、税務面だけでなく幅広いM&A業務もカバーしているケースがあります。

銀行・証券会社

大手の銀行や証券会社には、M&Aの専門チームがあります。そのため、十分なサポートを期待できるでしょう。また、地方銀行であっても、その地域に強いコネクションを構築していることで、マッチ度が高いM&Aを実現できる可能性があります。

M&Aの依頼先の選び方とは?

M&Aの依頼先は慎重に選ぶことが大切です。M&Aの目的を踏まえて選びましょう。

高く売りたい場合はM&Aアドバイザー

より多くの売却益を得たい場合は、M&Aアドバイザーがおすすめです。利益の最大化を目的としているため、交渉を有利に進めるノウハウを多く蓄積しています。担当者によって質が異なる点にだけ注意が必要です。信頼と実績のあるM&Aアドバイザーを見つけましょう。売却益が高くなるほどに、M&Aの目的を達成しやすくなります。他事業への投資、アーリーリタイアなどにおいて、選択肢が広がるでしょう。

仲介サポートのみならM&A仲介会社

あくまでも仲介のサポートだけを目的とするのであれば、M&A仲介会社がおすすめです。豊富な選択肢の中から、M&Aの目的を達成できる会社とマッチングできるでしょう。また、M&Aを希望している業界に強いコネクションを持つ会社を選ぶことで、よりマッチ度が高い会社の紹介が期待できます。

実績や信頼性を見て選ぶ事が大事!

M&Aの依頼先を決めるときは、必ず実績や信頼性を確認してください。どれだけホームページに素晴らしいことが記載されていても、担当者の実績が乏しいうえに信頼できる要素が見当たらない場合は、選択肢から外すことが大切になります。担当者の話に耳を傾け、そのうえで親身に相談にのってくれる担当者を選びましょう。M&Aに関する相談は回数制限なく無料か、初回無料であることがほとんどです。納得できるまで担当者と話すことをおススメします。

まとめ


冒頭でもお知らせした通り、M&Aの実施件数は年々増加傾向にあり、大企業同士のM&Aに限らず、近年では小規模事業者のM&A、そして個人のサラリーマンが会社を買うといったような事例も出てきております。それだけ、盛んにM&Aが行われている一方、事前調査を怠ったり、抜け目があった取引については失敗に終わってしまった例もあります。

M&Aは事業を拡大したり、シナジー効果を期待して行われることが殆どですが、失敗してしまえば双方が大きな損失を抱えてしまうことにもなりかねません。M&Aの計画は専門家の助言等を受けながら慎重に進めていくようにしましょう。

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