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資金繰り改善方法である『キャッシュアウトを遅くする方法』について解説


資金繰りの改善は、企業にとって大変重要になります。

会社の資金繰り改善方法としては様々な方法がありますが、今回は、「キャッシュアウトを遅くする方法」に絞って解説していきます。

そもそもキャッシュアウトとは?

キャッシュアウトは、「キャッシュアウトフロー」とも呼ばれ、経済主体から出ていくお金、または資金の流出のことをいいます。これは、企業においては、商品の仕入や借入金の返済、社債の償還、固定資産の購入、設備投資の実施、株主への配当などによって、現金や現金同等物が減少することやその金額を指します。

一方で、キャッシュアウト(Cash out)に対して、経済主体に入ってくるお金、または資金の流入のことを「キャッシュイン(Cash in)」と言います。また、この二つの総称(資金の流れ)、またはその差として求められる資金の増減(収支)のことを「キャッシュフロー(Cash flow)」と言います。

資金繰りの改善の基本

資金繰りの改善ポイントは、お金のまわりを良くすることです。

資金繰りの改善ポイントの第一は、「キャッシュインを増やして、キャッシュアウトを減らす」ことです。もう一つのポイントは、「キャッシュインのタイミングを早めて、キャッシュアウトのタイミングを遅らせる」ことです。早いタイミングでお金が入り、支払いのタイミングが遅くなれば、長期間、お金を手元においておくことができます。支払いもしやすくなります。

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キャッシュアウトを遅くする方法は主に2種類

支払いを遅らせるのは大まかに以下の区分があります

  • 取引先との交渉等が必要なもの
  • 社内の仕組み改善でできるもの

上記ぞれぞれの具体的な方法についてご紹介していきます。

取引先との交渉等が必要なもの

まずは、取引先との交渉等が必要なものについて説明していきます。

締め日を遅らせる

締め日自体を遅らせることは、資金繰りの改善につながります。例えば、月末締め翌月末支払いで外注費用を支払っていた場合に15日締め翌月末支払いに変更してほしいといえば支払の猶予期間が30日から45日に延びるとともに、変更した月は短縮したの15日分の支払いは、翌々月末払いになります。締め日のコントロールによって、買掛金の支払サイトを長期化させることも可能なのです。

検収作業に時間をかける

商品やサービスを納品された場合には「検収作業」、つまり商品の不備、サービスの不備を確認する作業を得て「支払」となります。「検収」が終われば「支払」が発生するのですから、逆に言えば「検収」が長引けば「支払」も長引くことになります。契約上、検収期間が設定されている場合は、その最大の期間までしか引っ張ることができませんが、直近の支払いが難しいという状況かでは、意識的に「検収」を長引かせて、支払タイミングをずらすことも可能です。問題にならない範囲で「検収」に時間をかけて、支払の猶予を確保しましょう。

リスケジュールをする

リスケジュールとは主に金融機関への返済のスケジュールを見直すことをいい、「キャッシュアウトを遅らせる」ことで資金繰りの改善になります。毎月の返済額を減額するために返済期間を長くしたり、ある一定期間は利息だけの支払いにしたりすることが多いです。金融機関は慈善事業ではありませんから、リスケジューリングの申し込みに対して簡単に了解することはありません。余剰資産の売却や役員報酬の減額などやるべきことをやった上で、改善計画書、資金繰り表、返済計画書などを作成して提出する必要があります。

社内の仕組み改善でできるもの

社内の仕組みの見直しには、税金の支払いから経費の精算までが改善できる対象となります。

決算月を変更する

期末に売上が大きいと、税金の支払いまでに余裕がありません。売上に季節変動があるような場合は、期首に業績の良い月を選びましょう。そうすることで、納税期限までに業績の良い月の売上を回収し、さらに事業活動に投じるなど、資金を有効活用することにもつながります。

リース購入にする

高額な機器を購入する場合はリースを利用するのも一つの手段です。利息が含まれる為、キャッシュアウトは大きくなります。しかし、一度に多額の支払いがあるより資金繰りは楽になるでしょう。

カード払いへ変更する

現金ではなく法人クレジットカードを利用して支払いを行いましょう。支払いの期日を延ばすだけでなく、経理業務の効率化や付帯サービスが利用できるなど他にもメリットがあります。会社設立の直後でもポイントを抑えれば法人カードを作ることもできます。

経費精算を改善する

仮払金の廃止や立替金の現金精算はやめましょう。期日を決めて精算するか、法人クレジットカードでの支払いを利用するとよいでしょう。

給与の期日を変更する

給料はなるべく月末締めとして、翌月25日や翌月末支払いにしましょう。

まとめ


いかがでしたでしょうか?今回は、「キャッシュアウトを遅くする方法」について解説しました。

取引先との支払いを遅くする場合は、信用力の低下などデメリットなこともあります。取引先にはメリットの無い申し出になります。関係のいい取引先であるなど、しっかりと選んで交渉することが必要です。上記を参考に資金繰りの改善に少しでも役立てば幸いです。

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